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私立一貫校から都立新宿山吹へ 不登校から高校合格 vol 3
僕は2年生のころから、自分の目標を見失ってしまって、時々学校を休んでいて、3年生の6月ごろから行けなくなってしまいました。しかし、学校でチャレンジスクールの話などを聞いている内に、新宿山吹高校を知り、再チャレンジしようと思いました。そして、学力会を知り、最初は抵抗がありましたが、行ってみると、通えそうだと思いました。それから、学力会に通い始めましたが、気持ちがしずんでいる時は、休んでしまった時もありました。ですが、通っている内に気持ちが明るくなってきました。そして、生活リズムも改善できて、高校に入っても、通う自信が出てきました。なので、試験をおちついて受ける事が出来ました。そして、自分の希望した部に入る事が出来ました。今年一年は、新宿山吹高校と学力会に出会う事が出来て、とても充実した一年でした。(本人の感想)
L君は私立の中高一貫校に通っていましたが、中学3年のとき不登校になってしまいました。そこで中学での出席や成績を気にしなくてもよいチャレンジスクールを希望して9月にチャレンジクラスにやってきました。しかし彼は学力もあり情報系の大学進学を希望していたので、新宿山吹高校の情報科へと進路を変更し、英数国の勉強に取り組みました。L君は特に面接や自己PRカードが負担になっていて時々休んでいましたが、直前の練習では見違えるほど上手になっていました。そして無事、第1希望の高校に合格できました。 (教師の感想)
通信制高校の学費
通信制高校には公立と私立があり、公立は決められた時期にしか入学ができない、一方の 私立は随時入学できるものが多く、学費の範囲も25万円くらいから100万前後まであり、また、サポート校は100万前後から、それ以上が多い。
学費が高いものは毎日でも通えて、進級、卒業のサポートが充実している。
お子さんが子供チャレンジのようなものを子供の頃、親の管理無しで、きちんと提出できただろうか?
…………………….. 中略 ………………………………
高校中退前の教育相談は6806-8366まで
軽度発達障害を持った生徒の成長
中学時代は軽度障害(LD,ADHD)の認定を受けていなかったX君はクラスや家庭の親からすらいじめの対象だったようだ。 心のオアシスだったのは唯一適応指導教室だった。 中卒で就職するも、半年もたたないうちに、辞職。 半年の間受験勉強をして、作文と面接で都立のチャレンジスクールに臨んだものの、失敗。 私どもの通信制高校に入学。 基礎学力が無く、小学生のドリルから勉強をする。 それでも、毎日のようにキャンパスに通い。 まじめさではキャンパスで一二位を争う。 先日、3倍の競争率の中、見事、職業訓練校に合格を決めた。 報告に来た彼の手を痛いという程握りしめた。
教育の現場では保護者が”チョット遅れているが障害者ではない”と認めたがらない親は多いが、そのプライドが進学や就職を困難にする。 2006年10月1日施行の、障害者自立支援法により、精神障害者保健福祉手帳の取得に道が開かれた。 手帳を取ったからといって差別を受けるわけではなく、むしろ、進学や就職に有効に活用できる。
不登校生そろそろ受験へ
都立高校の説明会が始まろうとしている。 都立新宿山吹高校では11/6日に体験学習と説明会が予定されている。 チャレンジスクールの桐ヶ丘(11/14日)、世田谷泉(12/12日)、大江戸、稔ヶ丘(11/21日)、八王子拓真なども順次行われていく。
例年、生徒の動向を見ていると不登校中学生は説明会に参加したのをキッカケに動き始める。 ネットの広告を見ると”不登校を90日間で克服”、”不登校は治るんです”、”まだ立ちなおらないんですか”など不登校生を食い物にしているとしか思えない、広告を見る。
23年間、この仕事をしているが、期限を切って不登校状態を改善などできるはずがない。 こうした広告を出している人たちは本当に不登校の生徒に接しているのかと疑問に思う。 不登校から立ちなおるのはキッカケがあり、自然に学校に行ける状況になるまで、行ったり、行かなかったりを繰り返しながら、精神的に強くなっていくと思う。 また、その学校やクラスが原因の場合、環境がガラッと変わらない限り、行かないケースだってある。 高校進学の説明会や体験授業を立ち直る良い機会だ。
高校中退から再受験
都立高校1年 (病欠退学) →新宿山吹高校普通科2部 (再受験)
私は12月の終わりくらいに高校をやめて再受験することを決めたので、今から勉強して間に合うのか、自己PRカードには何を書けばいいのかなど、いろいろとと不安なことだらけでした。
そんなときに、ある本で学力会を知って、説明を聞きに来てみると、勉強だけぢゃなく自己PRなどもしっかりと見てくれること、面接練習もしてくれて、面接もうまくなれることを聞き、安心して学力会に入ることを決めました。
学力会に入ってからは、まず過去問をやり、中学校の勉強を忘れていないか確認した後、忘れていたところをプリントなどをやって思い出すようにしました。それから、自己PRカード作成に取り組み、先生方にチェックしてもらいながら完成させました。
その後は、不安なところを勉強しながら面接練習をしていました。そのおかげで、あがり症な私でも、自信を持って落ち着いて面接を受けることができました。 (本人感想)
Bさんはとてもまじめな都立高校の1年生でした。しかし病気になったため出席日数が足りず、しかも朝は体調が悪いため今後のことを考え、始まりが遅い新宿山吹高校の2部を再受験することになりました。勉強は中学校3年間の3教科をざっと復習していきました。しかし彼女の一番の悩みは自己PRカードの作成と面接でした。そこで彼女のまじめさや意欲をアピールできるようアドバイスをし、面接でも明るく元気に自分のよさを表現できるように練習を重ねました。それによって安心して勉強に取り組むことができ、めでたく合格することができました。 (教師感想)
スポーツ推薦制度の課題 (都政新報教育支援の現場から)
~スポーツ推薦制度の課題~
今回は高校受験におけるスポーツ推薦について話したいと思います。そろそろこの時期になると、私立高校の推薦試験で高校の進学先を決めたという声が聞かれます。特にスポーツ推薦の場合、早いケースでは10月に、遅くても12月中には続々と合格者が発表されます。しかし、NPOの窓口には、私立スポーツ推薦で高校に進学した生徒の親御さんからの相談が頻繁に寄せられます。
部活動の盛んな私立校は、1学年に何十人という単位でスポーツ推薦による生徒を募集します。どのスポーツでもそうですが、実力のある者はピラミッドの頂点に上りますが、当然その結果、多くの部員がレギュラーになれないことになります。中途半端に運動能力があったために、自分の偏差値以上の高校にスポーツ推薦で進学した生徒は、勉強でも苦戦を強いられ、部活動でも実力者には勝てないという二重の壁に突き当たります。
合格した当時はスポーツのおかげで偏差値の高い高校に入れたと、嬉しい気持ちでいっぱいですから、こうした厳しい現実を想像することは難しいのです。部活動がうまくいっていれば問題ありませんが、なかなかレギュラーを取れない現実に気持ちが折れたり、最悪の場合、怪我などで復帰が絶望的になってしまうと、これは問題です。私どもが相談を受けた方は、口を揃えて 「学校に居辛くなってしまった」 と言います。スポーツ推薦で進学するど、部活動がうまくいかない限り、退学の危険性が非常に高くなってしまいます。
部活動を続けられなくなったら
NPOでは関連事業として通信高校を併設していますが、その高校にも、スポーツ推薦で入学後、部活動で怪我をしてしまい、退学することになってしまった生徒が転入してきました。彼は全寮制の高校で野球をしていて、野球が生活のほとんどすべてでした。もともと足首が弱く、何度も怪我を繰り返した結果、ついに野球を断念することにしたそうです。野球漬けだった高校生活からのドロップアウトは、彼を学校に居辛くさせました。多くの通信高校はほぼいつでも転入を受け入れていますし、教科試験もないところがありますので、そういった生徒の受け皿となりえます。しかし、スポーツ推薦で入学を決めた生徒は、中学3年生の秋から実質勉強をしなくなってしまうので、都立などの全日制に転校したくても学力が足りないという事態に陥るケースも多くあります。
もう一つの関連事業で、不登校・再受験・転入希望者のための学習塾も運営していますが、そちらには、こうした全日制への転学を希望する生徒がやってきます。彼らの多くもやはり部活漬けの日々を過ごしており、学力は低く、小学校の範囲からやり直す生徒も少なくありません。当然ながら転学の道は険しいものになります。青春時代をスポーツに費やし、仲間とのかけがえのない絆を育むのは素晴らしいことだと思います。しかし、これからの長い一生を左右する大切な時期に、弱冠15歳ほどの若者がたくましい覚悟を持って進路を決定することは、とても難しいことなのだと痛感しています。
スポーツ推薦制度に関しては、高校側にも問題はありますが受験者も注意しなければなりません。スポーツ推薦での高校進学は、よくよく考えて決定しないと、多くの中退者を作ってしまうことにもなるのです。
通信制高校のスクーリング
2泊三日のスクーリングを終えて、生徒が無事帰ってきました。 参加人数17名と初年度から比べると5倍近い人数になり、引率する青木先生も”頼れる兄貴”として生徒からの信頼も厚くなってきたようです。 昨日は、私の帰りを待ち構えて、3人程の生徒が「どこか飯でも食いに行きますか」 「何でだよ、お家に帰って親と食えばいいじゃん」 「親と食べるなんて。。」と言いつつ、近所の食堂に入りました。
「どうだったんだスクーリングは」 「おもしろかった」、「USJはよかったよ」「チョット寒かったかな」等々。 取ってきてもらったデジカメを見ると、若干心配だったおとなしい子もそれなりに楽しんでいる様子が絵からは想像できました。 通信制高校は毎日通う教育機関ではありませんが、私の学校では年二回、スクーリングに行かないと単位は取れません。 親の負担を考えるとチョット大変だなぁとは思いますが、確実に子供達は仲良くなり、連帯感が生まれます。 高校を中退した子、親の事情で転校してきた子、不登校で学校に行けなかった子もみんな卒業に向かってがんばっています。
「都政新報」で取材協力してくれた都立高校
「都政新報」教育支援の現場から(隔週金曜日寄稿中)を担当し、都からも就学支援を行 う団体として指定を受けておりますNPO法人教育支援協会連合会東京支部理事の杉浦で す。私共団体は全国の不登校13万人高校中退者が7万人を救済する事を目的とした団体 です。具体的には高校中退の危機にある子や中退後の無料教育相談を実施しております。
こうしたこどもたちを救済するには都立高校や私学など幅広く、受け皿を用意する必要が あると思います。なぜなら、中退する子って突発的に辞める子も少なく、転学試験の実施 時期と合わない場合も多いからです。 ティーンエイジャーはイッコ上、ニコ上といった表現に代表されるように年齢に対して過 敏な世代です。 一年や二年の遅れで高卒を断念といったケースは肌で感じていることですよね。
このような状況を憂いて、「都政新報」の教育支援の現場からの取材協力してくれた高校 は新宿山吹、桐ヶ丘、六本木校、大江戸、世田谷泉、稔ヶ丘、八王子拓真高校などです。
6/6、8/15,9/19,10/3、17,31,11/14号掲載。
都立大島高校の副校長先生から
「今や、大島まで竹橋から2時間あまりで着いて、うちの高校では不登校や高校中退経験者も100%立ち直っている」と電話がありました。 以前、子供達を式根島に連れて行った事があり、その時は船で一日かかっていたが、今や2時間でついてしまうのかと。 大島は私自身行った事がないので何ともコメントのしようがないが、式根島から連想するにいい所に違いない。
昨年、中学を卒業して東京都立大島海洋国際高等学校に進学した生徒がいる。 ついこの間、「元気か」と携帯に電話した所、「いつも好きな釣りができていいよ」と。 好きな事をして高校生活を送る事ができてよかったなぁと。
高校中退の受け皿になるのか? 公立高校(東京、埼玉、千葉、神奈川)
東京以外の埼玉、千葉、神奈川の教育委員会に高校中退の危機にある転学希望者に対して受け皿となりうるか聞いてみた。
東京都違い、3つの県は”一家転住”、”いじめ”、”親の経済的事由”とハッキリした理由がない限り門前払いに近いものだと感じた。 転学希望者の大多数は今通っている学校が雰囲気、校則、部活、勉強の進度、先生と合わないから不登校の状態になっており、学校さえ変われば、元気に登校できる子供達だと日々の相談を通じて感じている。 東京は地方よりも中退をこれ以上出したくないとか青少年の犯罪を抑制するという論理も働いているのだろうか? 学期ごとに一家転住以外の理由を問わない試験も同時に行われている。 都立高校ではそこそこ、転学希望者のニーズに応える努力をしていると思うが、地方は未だに封建的と言わざるおえない。
現在、日本では少子化にもかかわらず、年間7万人が高校を中退する。 私はこの高校中退こそがフリーターを経て、ニート、ワーキングプアと負の連鎖を生み、更に悪いことに中卒でまともな仕事がないばっかりに少年院に行く子も多いと聞く。 麻生さんは選挙のために2兆円、ばらまくつもりらしいが、公立高校の無料化、私学の半額化など、21世紀の日本を担っていく青年に投資をしたらどうなのだろうか?